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院長と当院スタッフからのメッセージを載せていきます。 (月1回発行の“あさひゆめほっと”内の院長のコラム“ハ・ハ・歯のはなし”にも載っています)

ゆめほっと第465号(2011/11/05掲載)



ハハ歯のはなし64


『園児、小学生、あるいは中学生 ?』

 当院での「子どものかみ合わせ育成」は「顎機能矯正」とも呼ばれるそうです。これまでに何度か書きましたが、当院では早ければ3~4歳から治療を始めることもあります。ところが近頃、中学生以降に治療を開始する患者さんが増えてきています。園児や小学生の低学年では親御さんや私達の言うことをよく聞いてくれて治療の装置も長時間着けてくれますが、 高学年になってくると装置を着けるのが嫌になってきて、中学生にもなるととたんに着けなくなる傾向が多く、やむなく治療が中断ということもあります。どちらかと言うと、親御さんがお子さんのためを思って治療させていたということでしょうか?それに対し中学生以降に治療を始める場合、患者さん本人に何か気になることがあって、本人の意思で治療をするという傾向がありますし、この時期から治療を開始する場合、それはとても大切なことです。治療の主役は患者さんご本人、私達にできるのはお手伝い。ならば治療を行う時期というのは治療の技術とかよりもっと大切なことなのでしょう。

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