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院長と当院スタッフからのメッセージを載せていきます。 (月1回発行の“あさひゆめほっと”内の院長のコラム“ハ・ハ・歯のはなし”にも載っています)

ゆめほっと第440号(2009/06/05掲載)


ハハ歯のはなし㊴



『お子さんの顎の発育状態がわかる方法』

当院にかみ合わせ育成の治療をしに来られたお子さんは、現在治療中の 約100名を含むと300名を超えました。今ではご紹介の方がほとんどで、 この治療が歯を並べる歯列矯正ではなく、身体のための顎の矯正治療であることをわかっていただいている方も多いようで、初めて来られたお母さんに「うちの子も顎が小さいですか?」と尋ねられることが多くなりました。そんな時「お母さんでもお子さんの顎の大きさを簡単に見る方法がありますよ」と次のように説明します。「5~6歳であれば、子どもの歯(乳 歯)がすき間なくキレイに並んでいたり、窮屈そうに重なっていたら顎は小さいので、これから生えてくる大人の歯(永久歯)がきれいに並べ るだけの大きさの顎はないでしょう。7~8歳以降で上顎、下顎それぞれで前歯が4本、永久歯に生え変わっているならば、左右前から3番目の乳歯と乳歯の間のスペースにその4本がキレイに並んでいたらだいたい顎は良い 大きさであり、窮屈そうに重なっていたら顎は小さいでしょう」。5~6歳で あれば「顎はこれからどんどん大きくなるじゃないの?」と思われるかもしれませんが、上顎の発育は6歳児で成人の 85~90% 達し、10 歳ごろには終了してしまうのです。

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